農学全般


       ここにある問題は問題集や改良普及員試験より抜粋したものです。解答は一応考えましたが
       自信がないので載せていません。
       問題を募集していますのでこういうものもあるという方はメールをください。解答があればなお
       いいのですが問題だけでも構いません。

       私は育種学と作物学で受験したのでそれらに限られますがご了承ください。

       育種学の参考文献は以下の著書です。
       ・農学大事典 養賢堂
       ・遺伝学用語辞典 東京化学同人
       ・植物の遺伝と育種 朝倉書店
       ・植物の遺伝と育種 養賢堂
       ・新版植物育種学 文永堂
       ・植物育種学上基礎編 培風館
       ・植物育種学下応用編 培風館

栽培学汎論


       鹿児島
       ※問題は鹿児島の改良普及員試験より抜粋

       Q1.自殖性作物の純系選抜法と集団選抜法の原理を比較し、その利点と欠点及び利用法に
          ついて述べよ。
       Q2.植物遺伝資源の収集・保存の重要性について論ぜよ。
       Q3.植物細胞組織培養法の育種学的利用について論ぜよ。
       Q4.自殖性植物及び他殖性植物の遺伝子型構成について論ぜよ。
       Q5.バイオテクノロジーの植物育種的利用について論ぜよ。
       Q6.自殖性作物の戻し交配法の原理と方法について述べよ。

       三重
       ※問題は三重の改良普及員試験より抜粋

       Q1.遺伝変異の作出法について述べよ。
       Q2.病害虫抵抗性育種の意義と方法について述べよ。
       Q3.遺伝子組換え作物(GM植物)の安全性を巡る議論が近年盛んに行われているが、育種の
          立場から遺伝子組換え作物の必要性、安全性、将来方向などについて論ぜよ。
       Q4.育種目標を設定する場合、留意すべき要点を述べよ。
       Q5.系統育種法の概略を述べよ。
       Q6.品種の特性維持の方法について述べよ。

       問題集1

       Q1.循環選抜法について以下の問に答えよ。
       Q2.作物の突然変異育種法について以下の問に答えよ。
       Q3.遺伝子導入の各種方法について説明せよ。
       Q4.F1ハイブリッド品種の採種法、その両親系統の育種法の現状と問題点を述べよ。
       Q5.自家不和合性とその育種への利用について述べよ。
       Q6.品種の特性維持の方法について述べよ。

       問題集2

       Q1.品種の退化の起こる主な原因を挙げ説明せよ。
       Q2.耐病性品種育成の意義とその方法について述べよ。
       Q3.農業生産の向上を図る上で、バイオテクノロジーの果たし得る可能性について論ぜよ。
       Q4.自殖性作物であるイネ及びムギ類における雑種強勢育種法を説明し、その問題点につい
          て述べよ。
       Q5.わが国の農業にとって、今日遺伝資源の重要性が指摘されている背景を述べ、今後どの
          ような点に着目して収集・利用するべきかについて論ぜよ。

       問題集3

       Q1.植物遺伝資源の保存事業について記述せよ。
       Q2.作物の遺伝子組換え技術について以下の問に答えよ。
         ・遺伝子導入の各種方法について説明せよ。
         ・遺伝子組換え技術は作物育種のどのような場面で利用できるか。また今後の技術課題
          について述べよ。
       Q3.既存品種にない新特性を有する作物品種を開発する方法として、近縁種や海外の在来品種
          の特性を交雑育種により導入する方法、突然変異誘発による方法、遺伝子組換えによる方
          法の3つが考えられるが、交雑育種を除く2つの方法の具体的な育種目標を挙げ、次にこれ
          らの方法の長短を対比して述べよ。
       Q4.イネ、トウモロコシ、アブラナ科野菜についてF1ハイブリッド品種の採種法、その両親系統の
          育種法の現状と問題点を述べよ。
       Q5.循環選抜法について以下の問に答えよ。
         ・循環選抜法の原理について説明し、他の育種法と比較した長短所について論ぜよ。
         ・他殖性作物において組合せ能力の向上を目的とした循環選抜法の育種過程を述べよ。
       Q6.作物の突然変異育種法について以下の問に答えよ。
         ・突然変異の起こる機構について説明せよ。
         ・他の育種法と比較した突然変異育種法の特徴を述べ、この育種法が有効な改良特性につ
          いて例を挙げて説明せよ。


       語句説明

      生殖と繁殖

       【雄性不稔(male sterility)、雄性不稔系統】
       【細胞質雄性不稔】
       【自家不和合性】
       【他家不和合性(交雑和合性)】
       【アポミクシス(apomixis)、偽雑種】

      遺伝子

       【アイソジニック系統(同質遺伝子系統)】
       【遺伝資源】
       【ジーンバンク(遺伝子銀行)】

      新しい育種法

       【細胞質置換(核置換)】
       【細胞融合】
       【プロトプラスト】
       【組織培養、再分化、植物細胞の全能性(totipotency)】
       【遺伝子組換え、遺伝子組換え植物】
       【遺伝子組換え作物(GM植物)の必要性・安全性・将来方向】
       【形質転換、形質転換植物】
       【アグロバクテリウム法】
       【ウイルス法】
       【ポリエチレングリコール法】
       【エレクトロポレーション法】
       【マイクロインジェクション法】
       【パーティクルガン法】
       【PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)】
       【トランスポゾン(可動遺伝因子)】
       【プロモーター】

       育種法

       【育種目標の設定】
       【自殖性植物】
       【他殖性植物】
       【他殖性植物の選抜効果】
       【品種の特性維持】

       分離育種法

       【純系選抜法】
       【集団選抜法】

      交雑育種法

       【系統育種法】
       【集団育種法】
       【戻し交雑育種法、一回親、反復親】

      雑種強勢育種法

       【一代雑種育種法、雑種強勢(ヘテロシス)】
       【循環選抜法】
       【組合せ能力、一般組合せ能力、特定組合せ能力、トップクロス、総当り交配】
       【合成品種育種法】

      突然変異育種法

       【突然変異育種法、ガンマフィールド】
       【突然変異】

      その他の育種

       【半数体育種法、葯培養、bulbosum法】
       【複二倍体】
       【種間交雑育種、種間雑種】
       【病害虫抵抗性育種】


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