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栽培学汎論

       Q300.病理・病害1
         病気の蔓延の源となるものを一般にその病気の(1)という。またその年の病気の最初の発生源となるものを(2)といい
         、病原体の(3)によって異なる。
       Q301.病理・病害2
         通常、第一次伝染源は(1),(2),(3),(4),(5)および(6)に存在する病原体であることが多く、1つとは限らない。
       Q302.病理・病害3
         一次伝染源から運ばれた病原体によって作物に新しく病気が発生すると、その(1)あるいは(2)で病原体は増殖し、
         (3)などの繁殖器官を作り、新たな(4)となる。これを(5)という。
       Q303.病理・病害4
         (1)
         特に(2)などで罹病植物と健全植物との個体のふれあいによって伝染する。
       Q304.病理・病害5
         風媒伝染
         (1)ともいい、主に(2)で見られる。(3)などが風に乗って飛散し、健全植物について伝染する。(4),(5),(6)など。
       Q305.病理・病害6
         水媒伝染
         (1)や(2)などによって作物、雑草上あるいは土壌中に存在する(3)や(4)が伝搬される。(5)など。
       Q306.病理・病害7
         土壌伝染
         土壌中に生存している(1),(2),(3)などの病原体が伸長してきた根などの刺激に反応して活動を始め、作物の(4)に
         侵入する。(5),(6),(7)など。
       Q307.病理・病害8
         (1)
         罹病植物に来て(2)したり(3)したりした昆虫類によって病原体が伝搬される方法。(4)や(5)の伝搬には昆虫が大きな
         役割を果たしている。
       Q308.病理・病害1
         植物病原菌は通常、同一種の植物体上で生活史を完了する((1))が、(2)菌のなかには2種類の異なる植物で生活
         史を完了するものがある((3))。この現象を(4)といい、このうち経済的価値の少ないほうを(5)という。
       Q309.病理・イネ1
         イネの紋枯れ病は(1)になり株内の(2)が高いと多発する。
         タバコ立枯れ病は世界各地で発生するが特に(3)地域に多く発生する。
       Q310.病理・イネ2
         イネ黄化萎縮病は葉身・葉鞘に(1)ができ、全体が(2)を示す病気。病原は(3)で、(4)の組織内で越冬する。(5)伝染で         (6)は(7)で発芽し、その先端にできた(8)から(9)が泳ぎ出して宿主に感染する。その対策は?
       Q311.病理・作物1
         オオムギ立枯れ病は病原が(1)で、土中で越夏した(2)により感染する。その病徴と対策は?
       Q312.病理・作物2
         ムギ黒さび病菌は(1)に(2)、次いで(3)を生じ、この(3)から生じた(4)は(5)の葉に寄生して、(6)、次いで(7)を作る。
       Q313.病理・作物3
         コムギ赤さび病菌は発病中は(1)で伝染し、次いで(2)を作って越冬し、翌春(2)は発芽して(3)を生じる。これが中間宿
         主である(4)の植物に寄生して、これに(5)と(6)を生じ、この(6)が再びコムギに伝染して発生する。
       Q314.病理・野菜1
         ハクサイ根こぶ病は(1)や(2)の多いところで多発する。モモ灰星病は果実の(3)期と(4)の気象条件が重なったときに
         多発する。ジャガイモ疫病は気温が(5)℃で(6)が高いと多発する。
       Q315.病理・野菜2
         萎調病
         植物の根または茎の地ぎわ部の(1)が侵され、(2)が妨げられて葉や茎が萎れる病気。(3)による場合が多い。
       Q316.病理・野菜3
         (1):根または茎が侵されて萎れ、植物体全体が枯れる病気。(2)が代表的な病原。
         (3):植物の若い葉、茎または果実の周りがコルク化し、盛り上がってかさ状になった病斑を生じる。
       Q317.病理・野菜4
         (1):葉、茎、果実の皮部の組織が死に、病斑面の表皮が破れてざらざらになる病気。代表的なものに(2)がある。
         (3):幼組織の発育異常で枝分かれが著しくなる病気。(4)などに見られる。
       Q318.病理・野菜5
         萎縮病:植物全体が(1)するもので(2)ことが多い。(3)によるものがほとんどである。
         (4):葉が厚い肉質に変質・肥大し、一部が膨らみこぶ状になったもの。
       Q319.病理・野菜6
         (1):葉、茎果実が軟化し、緑褐色に変色して、病斑部にカビを生じる病気。
         (2):果実などにくぼんだ丸い暗色の病斑を作る。
       Q320.病理・野菜7
         ベと病:(1),(2)などに見られ、葉が(3)に変わり、病斑部に(4)が生える。
       Q321.病理・野菜8
         野菜類の軟腐病は病原が(1)で、多くの植物を侵す。(2)伝染性で、(3)が高いと長期生存する。その対策は(4つ)?
       Q322.病理・野菜9
         ニンジン黄化病は(1)で(2)により伝播する。寄生植物は(3)の植物に限られ、発生は比較的少ない。
       Q323.病理・野菜10
         トマト青枯れ病は(1)によるもので(2)伝染する。いったん発生すると被害の大きい病害である。
         ジャガイモ疫病は(3)で、ジャガイモの最大重要病害である。
       Q324.病理・野菜11
         ハクサイ軟腐病は栽培上で最も注意の必要な(1)で、(2)伝染をし、(3)すると発生しやすい。
         ミカン萎縮病は(4)で、(5)などによって伝染する。
       Q325.病理・野菜12
         スイカつる割れ病は(1)で、(2)および(3)伝染する(4)に接ぎ木することで大発生は収まっていたが、近年、これを侵す
         ものが発生するようになり、再び問題にされるようになった。
       Q326.病理・野菜13
         ハクサイは葉質軟弱で、病害虫の多い野菜であり、その中で(1)は広く蔬菜類に見られる(2)で、(3)はアブラナ科の
         野菜に多い。
       Q327.病理・果樹1
         リンゴモリニア病の病原は(1)で、植物体のいずれの部分にも感染する。越冬は(2)に形成される(3)で行われる。
         その対策としては(4)が有効である。
       Q328.病理・果樹2
         ナシ赤星病の病原である(1)は(2)で越冬する。(3)伝染で、その防除法としては(4)のほかに(5)も行われている。
       Q329.病理・果樹3
         ナシ赤星病菌の中間宿主は(1)で、マツこぶ病菌は(2),(3),(4)が中間宿主となる。
       Q330.病理・果樹4
         日本のウンシュウミカンは(1)にはかかりにくいが、(2)や(3)に対しては感受性が高く、重要病害とされている。
       Q331.病理・果樹5
         モモの灰星病は(1)によるもので、多発条件として(2)が挙げられる。また黒星病はモモの(3)の普及に伴って増加して
         いる病気で、(4)とともに(5)で激しく伝播が起こる。
       Q332.病理・果樹6
         果樹の細菌病の種類は極めて少なく、(1),(2)がその主なものである。
       Q333.病理・ウィルス1
         ウィルスの最大の特徴は(1)ことである。すなわちウィルスは(2)を何1つもたないため増殖の際は他の生物の(3)を
         借りなければならない。
       Q334.病理・ウィルス2
         抗ウィルス剤は多くの場合、(1)の阻害剤で、高濃度では(2)に薬害を受ける。
       Q335.病理・ウィルス3
         ウィルス粒子は(1)とそれを囲む(2)の殻とからなる。薬剤耐性のウィルスは感受性のウィルスに比べて、(3)が減少
         している。同様のことは(4)や(5)でも見られる。
       Q336.病理・ウィルス4
         一度発病した植物を(1)あるいは(2)に数日間置くと、ウィルスの増殖が抑えられ、新しい部位に出る病徴が軽くなり、
         やがて消える。このことを(3)という。
       Q337.病理・ウィルス5
         植物の病原は(1)であるが、病原生物の大部分は(2)と(3)であり、その他に(4)や(5)が知られている。
       Q338.病理・細菌1
         植物病原細菌は(1)であり、ほとんどの細菌は(2)に属する。
       Q339.病理・細菌2
         グラム染色法によって細菌は(1)と(2)に分けることができるが、そのほとんどは(1)であり、(2)は(3)に属する。グラム
         染色法によって紫色に染まるものが(4)、赤色に染まるものが(5)である。
       Q340.病理・細菌3
         細菌は(1),(2),(3)などで越冬し、翌春の(4)となるが、(5)を作るものは稀である。
       Q341.病理・細菌4
         植物病原最近として知られているものは(1)種ありその9割以上は(2)をもつ(3)菌でさらにその7割以上は(4)である。
       Q342.病理・細菌5
         細菌は(1)生物、糸状菌は(2)生物である。
       Q343.病理・細菌6
         病原細菌の防除には主に(1)が用いられる。その特徴は(2つ)?
       Q344.病理・細菌7
         細菌を侵すウィルスは(1)と呼ばれ、溶菌性の強い(2)と、溶菌性が弱く、溶菌かしやすい(3)とに分けることができる。
       Q345.病理・細菌8
         植物に対する細菌の侵入は植物の表面に穴を開けて侵入する(1)と、(2),(3),(4)のような開口部から侵入する(5)が
         あり、(6)のほうが一般的である。
       Q346.病理・細菌9
         細菌が体内で生産して体外に放出する多糖類を(1)という。その役割としては(2),(3)などがある。
       Q347.病理・殺菌剤1
         抗生物質や有機合成殺菌剤は静菌的に作用するものが多く、(1)を特異的に阻害するため(2)と呼ばれる。
       Q348.病理・殺菌剤2
         (1)の除去薬であるプロベナゾールはそれ自身が抗菌活性を示すのではなく、(2)を誘導することによって防除効果を
         発揮する。
       Q349.病理・殺菌剤3
         抗ウィルス剤はアルギン酸製剤のような(1)と(2)に分けられるが、ウィルスの増殖は全面的に(3)に依存しているため
         (4)の開発は難しい。
       Q350.病理・殺菌剤4
         (1)や(2)は適応病害の範囲が広いため(3)と呼ばれる。
       Q351.病理・殺菌剤5
         銅剤や有機硫黄剤は(1)、適応病害の範囲が(2)ため(3)と呼ばれ、(4)は現れにくい。一方、抗生物質などは(5)を
         阻害するため適応病害の範囲は(6)、(7)と呼ばれ、(4)は現れやすい。
       Q352.病理・殺菌剤6
         カルタップは海産物の(1)から分離された(2)の類縁体であり、(3)の防除に有効である。
       Q353.病理・殺虫剤1
         BT剤はBacillus thuringiensisの生産する(1)を製剤したものであり、それにより(2)させることができる。養蚕への影響
         を考えると(3)が再生産されないほうが望ましいため、(3)を殺した製剤も使用されている。
       Q354.病理・殺虫剤2
         パラチオンは(1)の防除に貢献したが、(2)ため現在では製造が中止されている。
       Q355.病理・殺虫剤3
         ピレスロイド剤の1つであるアレスリンは(1)や(2)の原料として用いられる。
       Q356.病理・殺虫剤4
         DDTは(1)の第1号で、(2)であるため(3)されにくく、(4)を引き起こすため現在では使用が禁止されている。

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